私の好きな本と映画   
実話・他 → アシュリー 単独行 倅・三島由紀夫  南の島に雪が降る  ポカホンタス モモも禅を語る
         兄のトランク パルモア病院日記 片目を失って見えてきたもの 人生は廻る輪のように
         日本の証言 回想回転扉の三島由紀夫 火群(ほむら)のゆくえ
         グランドファーザー 植物の神秘生活  

文学・思想・宗教哲学
→ ガンディー真理の実験 光あるうち光の中を歩め(トルストイ)
                人はなんで生きるか(トルストイ) アウグスツス(ヘッセ) ミュータントメッセージ 
                憂国 ヨガナンダ真実の探求 
                輪廻転生 ホイットン ファウスト  
                宮沢賢治はトップページからどうぞ! ラマナ・マハリシ不滅の意識
外国の作品→ 時の彼方の恋人 カインとアベル リプレイ ぼくの美しい人だから
          ウォッチャーズとライトニング

日本の作品→   小説 上杉容山鷹山  蒲生邸事件 龍馬慕情
          不毛地帯  プリズンホテル   ブラッディドール 哀しみの女 トキオ 幽霊人命救助隊
          蒼き狼 月のしずく 青の炎  アナン 深夜プラス1 夏への扉 

私の好きな映画





グランドファーザー  トム・ブラウン・ジュニア著

インディアンネームは「ストーキング・ウルフ」という。
リパン・アパッチ族に生まれ、白人の抑圧を逃れて古来の道で育てられる。
幼い頃からヒーラーやスカウトとして卓越した能力を発揮した彼は偉大なる精霊の啓示に従って。
20歳のときに一族を離れ、その後63年間アメリカ大陸を放浪する。
その間にあらゆる部族に学び、普遍的な技術や哲学を見出した。最後に幼いトム・ブラウンと出会い、
彼の最後の時間をかけ、トムにサバイバルやトラッキングの技術を教えた    
何かの話の流れで「読んで見て!」と借りた本でした。
ネイティブアメリカンの本を初めてしっかり読んだ私は感動でしばらく興奮が冷めませんでした。
とりわけこのストーキング・ウルフその人が素晴らし過ぎるのです。
終始テーマは”ワンネス”
これぞ私が常に目指す感覚でもあったのでこの本によって私はまた一歩進むことができたのです。
石が話しかけてくる、野生の動物と一体になる、暑さや寒さと一体になる、水や木々への祈り・・
時空さえ簡単に越え、見えないものも見える、森が語りかけてくる・・・
すべては一つ、同じものであるという究極の段階で生きているグランドファーザー・・。
世界中の人々がトム・ブラウン・ジュニアのサバイバルスクールにやってきます。
日本でもそれを学んだ人が何人かスクールを開校しています。
かいつまんで内容を紹介したいんのですがあまりにも中身がすご過ぎて伝えきれないのです。
ピンと何かを感じた人は読むしかないでしょう。
文明におかされている人はハッと気づかされるか、とっぴょうしもなく感じて終わるかどっちかです。
見えない本物に気づいている人にはもう言葉にならないほど感動を覚えるでしょう。


植物の神秘生活 ピーター・トプキンス&クリストファーバード

1987年に和訳出版されたものなので少し古いのですが内容は今読んでも「へー!」と新しい。
この本はもうあんまり素晴らしく、分厚い本で紹介しにくいので目次をかいつまんで記入することにします。

嘘を見抜く植物
人間の苦痛や快感に反応する植物
悲鳴をあげる植物
生物と無機物の間には境界はない
植物は神経系をもっている
テレビ放射線が生物に与える悪影響
白パンには全く栄養がない・白砂糖や食塩もアブナイ
すべての生命は一つである
人間の精神は細胞構成に影響を与える
神経細胞が波長を受信する


アシュリー アシュリー・ヘギ

治療法のない難病プロジェリア(早期老化症)により14歳の若さで死と直面するアシュリー。
それでも前向きな彼女の姿から生きることの大切さが伝わってくる。
テレビの特番でいつだったかアシュリーを見たのが初めてだった。
本屋でふと目に止まったのは彼女の言葉だった。
パラパラとめくり読んでみるとそれはまるでバイブルだった!
もちろんアシュリーを支えているのは家族や友達だがやはり信仰を抜きには考えられなかったでしょう。
ちょっとしたことにも文句や愚痴、不満を並べることがあると少しでも自覚している人にお勧め。
「プロジェリアじゃなければいいのに、なんて思わないわ。
 神さまが私をこうお創りになったのには、きっと理由があるはずだもの」


片目を失って見えてきたもの ピーコ
40代半ばでガンを宣告され、左目の眼球を摘出したピーコの素晴らしいエッセイです。
命は他のひとのためにある
「命というものは自分のためでないところ、つまり人のことに使うために存在しているのではないだろうか。
自分が幸せになるのではなく、人に幸せになってもらうことが、その人の幸せだという風に考えたら・・。」
美輪さんがよく言ってたという言葉、
「神を信じるということは、神のようになりたいと思って生きること」
「神を信じたら救われるのではないの。
 神のようになって、人のために生きたいというのが本当に神を信じるということなの」
死を意識したとき人間は初めて生とは?死とは?何のために生きるのか?と問いだす。
それぞれの道があるからそれでいいのですが理想を言えば早くにそれを考えるほうがよい。
自分のためだけの時間・お金・物、好きなことだけして生きる。嫌いな人とはつきあいたくない・・。
そんな風にもし生きたらどんなに虚しいことでしょう!
なぜ今生きてここにいるのか。探求すべきである。

単独行  加藤文太郎
「孤高の人」のモデル
これは彼の死後、雑誌に書かれた手記や記録を集めてまとめ上げた貴重なものです。
山の経験はなくてもなぜか分からぬほど山や山野話に惹かれる私はこの本に興味津々でした。
それにより、新田次郎の本はモデルとはいえ、かなり真実の「加藤文太郎」が描かれているのだということがわかった。
ますます私は山にあこがれるが、肉体年齢を考えるとハイキング程度の身近な山に限られそうだ・・。

「単独行」は登山熱にかりたてられた青年の成長の物語であるともいえる。
素朴で固い文章は次第に達意の表現を獲得していき、論考は熟達の登山家の信念を表すようになっていく。
その一方、平凡な人間の悩みと動揺が隠されることなく綴られる。文学性の高さにおいては、「単独行」に勝る山の著作はあるだろう。
にも関わらず、「単独行」が長年にわたって多くの読者を得てきたのは
このような本書に垣間見えるヒューマニティが大きな力になっているのではないだろうか。
自学自習の積み重ねと率直に心の曲折を表現した本書は真摯に登山と取り組む人々の心の糧となるものだろう。
登山家の普遍的な心情に訴えるものをもった本である。

日本の証言
 瀬島龍三
数年前にテレビ出演したときの証言をまとめたもの。
他のページに所々紹介しているが貴重な戦争体験や商社に入る経緯など内容は非常に興味深い。
大戦の本当の話、昭和の時代に大きな足跡を残した人たちの話・・。
私自身が歴史に興味津々なため興奮しながら読んだ本です。
会えるはずもなかったろうけど、できたら会ってみたかった人のベスト3でしょうか。
知ってる方も覆いと思いますが「不毛地帯」の主人公のモデルです。

倅・三島由紀夫
    平岡梓
三島文学が好きなら絶対読んだほうがいい!
幼年時代の環境が深く三島由紀夫の人格に影響しているのがわかる。
三島由紀夫に対してはいろんな固定されたイメージをもっている人が多いように感じます。
一度は読んでみたいが読むきっかけがない、何故か入りにくい・・とも言う。
図書館で関係した本を借りまくり、三島の愛した書も少し読んだ。
親思いで優しく礼儀正しいまじめな性格の三島由紀夫。
私はこの本も読んでますます好きになってます。進行形です。
三島由紀夫といえば美輪(丸山)明宏と仲がよかった。
この本の中で既に「昭和版オーラの泉}をやっていた。
あるパーティの席で「三島さん、あなたの後に二・二六事件の関係者がついてるわ」
「誰だ?○○か?○○か?」と青年将校の名前をあげていく三島。
「磯部浅一か?」と三島。「その人よ!」と美輪。
一瞬三島の顔が青ざめたと書いてありました。
「やっぱり・・」みたいな。
これ以上話してると止まらなくなるのであとは書店に行ってください。

回想回転扉の三島由紀夫 堂本正樹
十代で三島を知り、歌舞伎、能、そして「切腹趣味」を共有し、やがては映画「憂国」を演出する。
没後35年経っても色あせぬ天才三島由紀夫への鎮魂の書。
著者と三島が知り合ったのは戦後日本に初めて現れた「ゲイバー」ブランズウィックだった。
銀座松坂屋の裏手小野ピアノの横にあり昼は喫茶店、夜はゲイバーに変わった。
そこのギャルソンに三島由紀夫を紹介されたのだったが少したった頃、そのギャルソンはバイクにひかれて死んだ。
著者が涙を流すと、
「マキはおかしな子だね、人は皆死ぬんだよ」と三島。すると別の子が口を挟んだ。
「でもあのこは特別。お二人を引き合わせてくれた恩人でしょ?お供養しなくては」
アイボリーホワイトのズボンの裾が、細い三島の体がそのとき寄ってきた・・。
「なるほど供養だ。マキと二人で供養しなくちゃ」
二人は障子の奥の部屋に入った。この供養の直後「仮面の告白」は出版された。
定価二百円で表紙はこけしのような変な装丁で滑稽だったが勿論心臓を轟かせて買った。
なんとも「仮面の告白」を裏付けるような実話を披露してくれている。
これは図書館で見つけた本だが若き日の三島をよく知ることができる。
近いうちに私はたぶん銀座に行き、時代をさかのぼってその店の辺りをうろつくことになるだろう。

火群のゆくえ 
元楯の会会員たちの心の軌跡  鈴木亜繪美著
三島由紀夫衝撃の自決より35年。
今はじめて告白する楯の会の実態と真実。
「三島はともあれ森田の精神を後生に向かって恢弘せよ。」
残された元楯の会会員たちは隊長三島由紀夫のこの言葉をどのように受けとめ生きてきたのか・・。
「楯の会」ってどんなだったんだろう?
ずっと知りたかった。森田必勝さんのことや介錯したフルコガさん、チビコガさん、小川さんのこと。
たまたま著者鈴木さんの知り合いから借りたこの本に私はしばしくぎずけになった。
いろんな三島本は読んでいるがまた違う角度から人となりとその精神を見ることができました。
今まさに「檄」に書かれている日本になっているじゃないか!と思う。
夭折(歳が若くて死ぬこと)の美学を追究した三島の個人的願望とその愛国心がこういう結果になった気がします。

言葉の説明

火群・・・ほむろと読み炎のことだがもう一つの意味は
     怨み怒りまたは嫉妬で心中の燃え立つこと
恢弘・・・かいこう。ひろいこと。事業などを大きくしておしひろめること。

南の島に雪が降る 
 加藤大介
昭和18年、俳優の加藤大介は招集を受け、ニューギニアへ向かった。
彼は死の淵をさまよう兵士たちを元気づけるために”劇団”づくりを命じられ、
島中の兵士から団員を集め、工夫を重ねて公演する。
そしてついに熱帯の”舞台”に雪を降らせ兵士たちに故国を見せたのだった。
感動的エピソードに溢れた記録文学の傑作!

小林よしのりの戦争論で紹介されていて本やに行った。
何年か前だったが絶版になってると言われがっかりして帰ってきたのを覚えてます。
その一、二年後、本屋に文庫で飾ってあるのを見つけときは嬉しかった!
たぶん小林よしのりのお陰でしょう。問い合わせとかあったのだと思います。
戦争体験者がもうほとんどいなくなってきています。
想像を絶するその体験を私たちは聞いたり、読んだりして知るべきだと思います。
お腹いっぱい食べれる幸せもひとつわかることができるでしょう。
そしたら物すべてがどんなに有り難いことかわかり大切に扱えるでしょう・・。
小・中・高のお子さんに興味持たせて読ませたいですね。
「戦争中のニューギニアで暮らした兵隊さんの話」と聞くとなんか知りたくてワクワクしそうじゃないですか?
涙あり、笑いありで一気に読んでしまいました。


ポカホンタス

1607年4月26日イギリスの植民船がヴァージニアに到着した。
 パウアタンの森に住む首長の娘ポカホンタスの実話。
ポカホンタスの夫ロルフはアメリカで最初に黒人奴隷を使った農園主として名を残している。
広がる一方ののたばこ農園は常に人手不足に悩まされていたのだが、
1619年8月20日、オランダの商船から黒人20人を購入し、奴隷労働者とした。
それがアメリカにおける黒人奴隷の始まりであった。


私は進むべき道をちゃんと進んだのでしょうか?」風が答えた。
「あなたはあなたの心の道を歩いた。そうでしょう?」
「ええ、ときどき走ったりもしましたけれど・・」
「心はいつも愛に満たされていた?」
「ええ、いつも」
「進むべき道とは心の道。心を愛で満たす者こそあなたの進むべき道なのです。
 あなたは大いなる精霊に見守られた空と大地の子供。
 今度は少し空でお休みなさい」
虹の彼方でやさしく包み込むような大きくて眩しい光がポカホンタスを呼んでいた・・。
ディズニーのアニメをたまたま観たあと、本屋でポカホンタスの文字が目に飛び込んできた。
手にとりそれが実話であることを知ったのです。
読んでみるとポカホンタスは素晴らしい女性で歴史に大きく関わっているじゃないですか。
たばこ農園のルーツもわかるし、奴隷制度の始めだったりもする。
読んでみないとわかんないなーいい本て!と思わされた本でもありました。


モモも禅を語る  重松宗育

この方は静大の英米文学の先生で住職でもある。
ミヒャエル・エンデのモモはミュージカルや映画にもなっており本も知ってる人が多いでしょう。
このモモを禅の心と組み合わせて紹介しているのがこの本です。
  
モモは慈しみの目、慈眼をたたえ、人の話に耳を傾ける「聞く」力を持っていました。
エンデ氏の言葉
「私自身禅にはずいぶん関わりました。ただどれだけ理解しているかは保証のかぎりではありませんが。
 もしあなたが、私の本の中で私と禅との関わりにお気づきになったら
 それは私にとって大変な喜びであり、また名誉でもあります」
もう一冊「アリスも禅を語る」という作品があります。
静岡市在住と知り、私はお話の会があるというので行ってみました。
とてもシャイな方であまりお話はできませんでした。
本は薄い本でとっても読みやすくお気楽に読みたい人にはうってつけです。
なんか地元の人の本て聞いただけで親近感を覚えてしまい嬉しく読んだものでした。

兄のトランク  
宮沢清六
短い生涯を流星のように駆け抜けた兄宮沢賢治の生と死をそのかたわらで見つめ、
兄の死後も烈しい空襲から遺稿類を守りぬいてきた実弟による初めての文集。
昭和14年に発表した幻の詩論「春と修羅」への独白をはじめ、45年の長きにわたって
発表し続けた兄の想い出や作品についてのエッセイを収録。
賢治さんの同級生が書いた数々の本もかなり読みあさった私ですがその昔この本を見つけて
読んだときは本当にワクワクしてページをめくったものです。私は特に好きな作家のことは
生い立ちから本人が愛読してた本などすべてを知りたくなってしまうのです。
そうしてまた作品を読むと何とも言えない感動や発見があるんです。
普通の小説はちょっと違いますが、
純文学においては外国のものも含め作家の生い立ち、思想、宗教心がどのようであるか
ということがとても楽しむポイントだと思っています。


パルモア病院日記
 中平邦彦
人の誕生は激烈な危機の瞬間である。成人では耐えられない酸素欠乏、低血糖をのりこえて新生児は産まれる。
乳児死亡の大部分は出産時に発生し、身体障害のほとんどが胎内と出産時前後、いわゆる周産期に起きる。
だが産科と小児科の谷間で新生児医療は軽視されてきた。わが国初の周産期病院を設立し、
もの言わぬ小さな命に半生を捧げた医師三宅廉の30年にわたる活動を描く感動作!
妊娠中に本屋で見つけ興味深くよんだ最高の本です!
今でも周産期医療は思ってるほど進んでないようで、普通の人はまずこの言葉も知らないのではないでしょうか。
私は出産した個人医の先生に三宅先生の周産期医療についてどう思われますか?
と質問したことがあるのですが全くその先生は知らず非常にがっかりしたのを覚えています。
そのころソニーの井深大の書いた胎教の本にも感銘を受け母親としての自覚と勉強が
とても大事なんだなと深く認識したのも懐かしく想い出します。
出産をわざわざ神戸のパルモア病院でしようかと本気で考えたりもしたんです。
その頃は高齢でしたが三宅先生はまだお仕事をしていたようでしたから。
多くのお医者さん、母親の人に今からでもいいから読んでほしい素晴らしい本なのです。

人生は廻る輪のように 
 エリザベス・キューブラーロス
この本はキューブラーロスというたぐいまれな女性が20世紀を生きた希有な愛とたたかいの記録である。
すなわち、臓器移植、遺伝子治療、肉体の再生をもくろむ死体や脳の冷凍保存などひたすら
「人間の傲慢と愚劣の極み」とたたかい続けた闘士の記録であり、侵略戦争、ナチズム、偏見
差別による犠牲者に身を挺して援助をさしのべた国際的ボランティアの記録であり、
超一流の精神科医の臨床記録であり、科学技術と物質文明の時代から霊性の時代への
移行期に生きた科学者の観察記録であり、神秘家の修行の記録である。


死後の生の入り口では誰もが同じ問いに直面する。
どれほど奉仕してきたか?助けるために何をしたか?
そのときに考えればいいと思っていたら手遅れになる。
学ぶためにこの世に送られてきた私たちが学びのテストに合格したとき卒業が許される。
未来の蝶を包んでいるさなぎのように、魂を閉じこめている肉体を脱ぎ捨てることが許され、
ときがくると、私たちは魂を解き放つ。そうなったら、痛みも、恐れも心配もなくなり・・
神の家に帰っていく・・そこでは決してひとりになることはなく、私たちは成長を続け歌い、踊る。
愛した人たちのそばにいつもいて、想像を絶するほどの大きな愛に包まれて暮らす。


の世から次の世への移行を目前にしている私には、天国か地獄かを決めるのは
その人の現在の生き方であることがよくわかる。命の唯一の目的は成長することにある。
究極の学びは無条件に愛し、愛される方法を身につけることにある。
人生最高の報酬は助けを必要としている人たちに対して心をひらくことから得られるのだ。
最大の祝福は常に助けることから生まれる。人生に起こるすべての苦難、神がくだした罰のようにみえるすべての試練は
実際には神からの贈り物である。それらは成長の機会であり成長こそが命のただひとつの目的なのだ。
まず自分を癒さなければ世界を癒すことはできない。いちばんむずかしいのは無条件の愛を身につけることだ。
死は怖くない。死は人生でもっとも素晴らしい経験にもなりうる。そうなるかどうかは、その人がどう生きたかにかかっている。
死はこの形態の命からの、痛みも悩みもない別の存在形態への移行にすぎない。愛があればどんなことにも耐えられる。
どうかもっと多くの人に、もっと多くの愛を与えようと心がけてほしい。
それが私の願いだ。永遠に生きるのは愛だけなのだから。
本の最後のところのエッセンスをそのま載せてみました。
ご主人がガンになりもうすぐ死期がやってくるというときに女史はこう頼んだ。
「死後の生に関する私の研究結果が正しかったと判断したら死んだあとに合図をしてちょうだい」
「どんな合図をすればいいんだ?」
「よくわからないけど、あなたからしかくるはずがないと分かるような、何らかの合図だわ」
その結果みごとな方法でその約束は果たされたのだった。
いつ自分が死ぬのか、それだけは誰にもわからない。そして生きてる時間には限りがある。
また生まれ変わってこなくていいように私も魂の修行を続ける毎日である。

文学・思想・宗教哲学


ガンジー「真理の実験」

内容については自分のすべて、心の中の細部に至るまでほんとうに詳しく書かれています。
十代のころは煙草を吸ったり、家族から盗みをしたり、親に黙って悪いことをしたことがありました。
また、ガンジーは食欲と性欲の強い人でもありました。
そんな自分を悔いて父親に告白して懺悔する場面は涙します。
私のベスト5に入る愛読書です!
冒頭の序文の一部を紹介してみます。
「私の実験においては精神的とは道徳的であることを意味し、宗教とは道徳的行為を示す。
 内面の魂によって培養された道徳的行為が宗教である。
 だから、子供、青年、老人など誰もが判断し、判断できるような事柄がこの物語にでてくるはずである。
 もしそうした物語を高慢にならず、公平な気持ちで書き上げることができれば、
 他の実験を行う人々にとっても必ず幾らかなりとも役に立つと思う。」


光あるうち光の中を歩め
 トルストイ
これは福音書に伝えられているキリストの教えに従って生きよと説いた
晩年のトルストイ思想をきわめて分かりやすく示している作品である。
信仰を持って生きるパンフィリウスと様々な欲望や野心、功名心などの渦巻く俗世間に
どっぷりつかっているユリウスという二人の人物を中心にトルストイの思想が淡々と延べすすめられる。
パンフィリウスの思想を否定するにいたるユリウスの姿が、きわめて生き生きと描かれているため
俗世間における性的な愛とか、私有欲、名誉心などといったものがいかに力強く我々を金縛りにしているか、
説得力あるものとなっている。
ガンジーの自叙伝に彼の愛読書として載っていた本です。
原作の名前であったので探すまでに少しかかりました。
トルストイに限らず文豪の多くは最後、神の愛に目覚めている。
それぞれの晩年の作品を読めば顕著であります。
人が正しく年齢を重ねてきたのなら、
きっと自己中心的な愛から、他と自己を分けない至高の愛にたどり着くのです。



あるヨギの自叙伝・真実の探求  
パラマハンサ・ヨガナンダ
だいぶ前にインドで知り合った友人に教えてもらって読んだ本。
今でもヨガナンダの教えとクリヤヨガはアメリカ中心に世界中に広がっている。
自叙伝はもう面白くて、面白くて最近また読み返しているほど!
この世の真実がすべて道徳的にまた、科学的に明かされています。
「真実の探求」はカーネギーの「道は開ける」に霊的教えをプラスしたような感じ。
最高にバランスのとれた名著ですよ。

”ヨガナンダは青少年時代を除いて、その生涯の大半をアメリカで過ごした。
インドの偉大な聖者の一人として数えられる人物である。
インドとアメリカの交流にヨガナンダほど貢献した人は居なかった”

”近代のヒンズーの聖者たちの非凡な生活や超人的能力についての詳細な目撃談は時代を超えた重要性を持っている”

「怒りは自分の期待が裏切られたときに生ずるものだ。
  私は人に何も求めてはいない。だから人がどんな行動をとろうと裏切られることもない」
「まことの人間とは、人と交わって常に正しさを失わず、
  日常の俗事を果たしながら、たえず神を忘れない人をいうのである」

ラマナ・マハルシ 不滅の意識
ラマナ・マハルシは近現代インドの生んだ偉大な聖者であり、傑出したヒンズー教の神秘思想家であった。
1879年、南インドの中流バラモンの家庭に生まれたが、ミッションハイスクールの生徒であった17歳のとき、
ある日突然死の体験をし、「肉体は死ぬが魂は不滅である」ことを悟った。
このあとラマナは世俗の生活ー家族と学業を捨て、
シヴァそれ自身と言われるあるなーちゃらの丘の麓に住み、生涯そこを離れることはなかった・・。
「真我探求」のための名著。
詳しくは賢者・聖者の話に近々書く予定です。

輪廻転生 J・L・ホイットン
催眠治療のさなか患者たちの口をついて出る前世の記憶の数々。
カナダ・トロント大のフロイト派の精神科医が治療のふとした技術上の手違いから目の当たりにしたのは、
あの「チベットの死者の書」で詳しく説かれていた、光と安らぎに満ちた<バルド>中間世にほかならなかった。

魂が一つの生から次の生へ転じる中間性の意味を初めて科学的に探りあてた、
現代人の死生観を根底から揺さぶる驚異のドキュメント!
十年ちょっと前に飯田史彦さんの「生きがいの創造」が出て話題になりました。
すぐにではなくジワジワとだが口コミで世間の人達が興味を持った。
飯田さんが退行催眠の話のなかで資料にした本がホイットン博士のこの本でした。
今ではテレビで芸能人が公開退行催眠をするようになってきた。
10年前は考えられない「オーラの泉」も人気を得ています。
本来退行催眠は治療のためのもので、前世を知りたいというだけで行うものではない。
そこに悩みをひもとく鍵があるから必要として行うのです。
過去を知るよりも、現在の自分がどう生きるべきか知ることの方がより重要である。


ファウスト 
ゲーテ
世界の根源を究めようとする超人的欲求を抱いてファウストは町へ出る。
理想と現実とのかい離に悩む彼の前に悪魔メフィストフェレスが出現。
この世で面白い目を見せるかわりに、死んだら魂をもらいたい、と申し出る。
強い意志と努力を信じた彼は契約を結び、若返りの秘薬を飲まされて少女グレートヒェンに恋をするが・・・。
前後60年の歳月をかけて完成された大作。
心に引っかかったファウストのセリフを拾ってみた。
「世界を奥の奥で統べているもの、それが知りたい。また世界のうちに働く力と元素の全てを見究めたい」
「我々の精神が身につけた最高の性質にもあとからあとから、精神には縁もゆかりもないものがまとわりつく。
 俗世の富貴を手に入れると、真理への努力は無意味に見えてくる。
 生き甲斐を感じさせてくれた諸々の理想も現世の雑踏の中ではいのちを失ってしまうのか」

人はなんで生きるか
 
  トルストイ民話集の中から
トルストイ晩年作品。
トルストイ晩年はいちじるしく宗教的、道徳的傾向を深めていた。そして苦悩に満ちた実生活を
代価としてあがなったかけがえのない真実が幾多の民話となって結晶していったのである。
これらの作品には素朴な人間の善意に対する確かな信頼が息づいている。


天使は神様から三つの課題を受け地上に降りた・・。
「人のうちにあるものは何か」
「人に与えられていないものは何か」
「人はなんで生きるか」
地上の生活から学んだ天使は言う。
「私が人間であったときに生きていくことができたのは、私が自分のことを自分で考えたからではなく、
通りすがりの人とそのおかみさんの心に愛があって、私を憐れみ愛してくれたからです。
こうしてすべてのひとは自分のことを考える心だけでなく、愛によって生きているのだということを知りました。」

「今こそ私は、人が自分で自分のことを考える心づかいによって生きているように思うのは、
それはただ人間がそう思うだけにすぎなくて、実際はただ愛の力だけによって生きているのだということがわかりました。
愛によって生きるものは、神様の中に生きているもので、
つまり神様はその人の中にいらしゃるのです。なぜなら、神様は愛なのですから」

この本を読むきっかけはマハトマ・ガンジーだった。
彼の自伝の中で感銘を受けた大好きな本だと書いてありました。
他にも自伝の中に出てきた著書はとても興味深く本屋に直行したのは言うまでもない。
図書館に行くと児童書としても置いてあります。
誰もが名前だけは知ってる世界の文豪たち。
私が調べ、読み、知った上でそれらの文豪たちに共通していることがあります。
最終的に宗教的、道徳的傾向を深めていて神を認識している、ということで、
その能力も卓越していた人が多く、輪廻と魂の世界をも理解していたのでした。

アウグスツス    ヘッセ短編集メルヒェンより
 
誰からも愛される子に、という母の祈りが叶えられ少年は人々の愛に包まれて育ったが・・
愛されることの幸福と不幸を深く掘り下げた「アウグスツス」は
「幸いなるかな、心の貧しきもの。天国はその人のものなり」という
聖書の言葉が感動的に結晶した童話である。
おとなの心に純朴な子供の魂を呼び起こし、清らかな感動へと誘う、
もっともヘッセらしい珠玉の童話集。

大事にされ、ちやほやされて育ったアウグスツスに今の日本の子供達の姿が重なりました。
物が溢れ、簡単に手に入る、美味しい食べ物をお腹いっぱい食べては皿に残す・・。
すべてに恵まれ、注意する人もなく、何の困難もない人生がどのような人間を作り上げるか、
非常によくわかるお話です。
近頃特に思うのは、父親が娘を甘やかしすぎているんじゃないかな、ということです。
生まれた瞬間から溺愛が始まります。
「娘は何をしても許す、何でも買ってやる」
「結婚しても嫌だったらすぐ離婚して帰ってくればいい」
こんな風に親に言われてきた娘が良い母親、妻になれるでしょうか?
正しく導き、社会人となった子供から子離れをきちんとしなければ親失格だと思います。
離れたところから助言するときはするが、介入すべきでないことには黙って見守るのです。
豊か過ぎる物やお金、間違った愛情過多は簡単にダメ人間を作ることができます。
それが本意でなければ良心に従った正しい識別心を身につけるしかありません


ミュータントメッセージ マルロ・モーガン

ひとりの白人女性がふとしたことからアボリジニ部族とともに砂漠を歩く旅に出た。
言葉を介さず通じ合う心、手を触れるだけで癒される体・・
灼熱の大地で体験する目をみはるような出来事の数々。
その中でひとつずつ気づかされていく本来の地球と人類の姿。
そして120日間の旅の末に彼女が到達したものとは・・・
物質文明にまみれた我々ミュータントへの強烈なメッセージが込められた衝撃的な作品!

「・・・この本のページをめくるうちに
      彼らがあなたの心に触れますように。
  私の母国語は英語ですが彼らの真理は声なき声なのです」 旅する舌 マルロ・モーガン

ワクワクして一気に読んでしまった本です。
アボリジニ族の叡智に満ちた生き方が溢れるように書かれています。
読んでる途中で「私たちがミュータントなんだ!」と納得してしまいました。
名前のつけ方がネイティブアメリカンといっしょですてきなんです。
ケビン・コスナーの「ダンスウィズウルブス」大好きなんですが
これも名前がほんとにその人柄をピタッと表していてラストシーンに感動したものです。
ケビンが狼といつも仲良くじゃれあっていたから「ダンス・ウィズ・ウルブス」なんですよ。
本も映画も必見です!

憂国   三島由紀夫による解説より

「憂国」は物語自体単なる二・二六事件外伝であるが、ここに描かれた愛と死の光景、
エロスと大義との完全な融合と相乗作用は私がこの人生に期待する唯一の至福と云ってよい。
かつて私は「もし、忙しい人が、三島の小説の中から一遍だけ三島の良いところ、悪いところ
すべてを凝縮したエキスのような小説を読みたいと求めたら、「憂国」の一遍を読んでもらえばよい」

と書いたことがあるが、この気持ちには今も変わりはない。

私はこんなに美しく、品のある男女の愛の描写をみたことがない。
三島ならでは、というのもよくわかっている。
それにしても美しい・・。
女の愛する心も、男の死に際の生も。
私はエロい、グロい、動物的(種の保存目的だけの動物に失礼・・)な描写が好きではない。
だから崇高ささえ感じるこの「憂国」が気に入ってるのだろうと思う。


外国の作品

時のかなたの恋人  ジュード・デブロー
恋人に捨てられて教会で泣いていたダグレスの前に16世紀イングランドの伯爵と名乗る奇妙な男が突然現れた。
無実の罪で捕らわれた部屋に女の泣き声が聞こえ、気づくとここにいたのだと言う。
このままでは処刑されてしまう彼の運命を変えるためダグレスのタフな愛の冒険が始まった!

400年の時を越えて永遠の絆を求めあうふたりのせつなく優しいタイムスリップ・ラブロマンス

ホントにホントに感動した本だけ載せようと決めたとき真っ先に浮かぶ本。
ついお気に入りの部分を読み返すとまたもやダグレスの気持ちになり胸がいっぱいに・・。
コリンの言葉を忘れることができない。

「時は無意味にして 愛は永続する」
「我が魂は汝が魂を見出すであろう」

大好きなラストシーンはあと何回読むかしれないが
感動が薄れることなどあり得ない、だろう。


カインとアベル  ジェフリー・アーチャー

1906年、ポーランドの片田舎で私生児として生まれたヴワデクは極貧の漁師に引き取られた。
時を同じくしてボストンの名門ケイン家にウィリアムは祝福された人生を歩み始めた。
ドイツの侵略で祖国も肉親も失ったヴワデクは数奇な放浪の旅の果て、
         無一文の移民としてアメリカに辿りつきアベルと改名した。
ずば抜けた商才と頑張りで社会の底辺からのし上がったアベルは全米に拡がるホテルチェーンを作り上げた。
一方出世コースを突き進むケインはその確かな判断力を認められて大銀行頭取の地位をつかんだ。
ホテル王と銀行家、ポーランド移民と名門出のエリート。
いずれも典型的といえるふたりのアメリカ人の皮肉な出会いと成功を通して20世紀のアメリカが蘇る大ロマン!

これが初めて読んだジェフリー・アーチャーの作品だった。
いろんなサクセスストーリーを書いているけど傾向が似ているなあというのが感想です。
カインとアベルという名前は旧約聖書のアダムとイヴの子供であります。
人類最初の兄弟殺しで知られているのですがクリスチャンの多いアメリカではライバル同士をこう呼ぶ。
アベルを殺したカインが追放されて行ったところがエデンの東でした。
アメリカ映画の場合特に聖書を読んでいないと意味がわからないと思います。
私は幸い旧約も新約も好きなので映画はそこそこ楽しめたりするのでした。
この話には続きがあって、両家の子供たちがまた物語を作っていきます。
「ロスノフスキ家の娘」を引き続き読みたくなることでしょう。


リプレイ  ケン・グリムウッド

1988年10月18日午後1時6分
中年の放送ジャーナリスト、ジェフ・ウィンストンは会社のオフィスで心臓発作をおこし
胸をかきむしって息絶える。
ところが次の瞬間に母校の学生寮の一室で目覚める。25年昔の世界。
大学一年生の若い肉体。精神だけは今後25年間に起こるはずの物事を覚えている。
こうしてジェフの人生のリプレイ、つまり再生、再演が始まる。

人生やり直せたら、というのはあらゆる人間が抱いている夢です。
これはあまりにも古くあまりにもありふれたテーマだからこれを使って広範な読者を満足させる
小説を書くことは至難の技。ところがケン・グリムウッドはそれを見事にやってのけた。
いろんな時空ものを読むがこれまたうまく書けていている。
よく考えるよなー、と感心しながら読んだ本です。
アメリカではかなり評価を得た作品。


ぼくの美しい人だから

27歳のエリート広告マンと41歳のハンバーガー店売り子。
容姿、年齢、学歴、地位すべて不釣り合いな二人が恋におちてしまったら・・。
男は二人の仲を公にできない自分に嫌悪し、女は将来を絶望する。
男はこれまでの建前生活にいやけがさし、本音で生きる女にますます惹かれる。
人が人を愛した時、どこまで相手に正直に誠実になれるか、新しい感覚で捉えた話題作。

スーザン・サランドンで映画にもなっています。
世間でオバサンと言われる年の女が若い男と恋をする・・。
こういう物語を読んでほとんどの女性が気分いいにちがいないのです。
男性は特に若い女性に惹かれやすい、それもキレイな。
日本の男性の半分位はマナーが良くない傾向があるので平気で暴言を吐かれます。
年齢や外見で態度を変え、ババアとかなんとか平気で言いますね。
私の知ってる素敵な男達は汚い言葉を女性に向かってはきませんが。
おばあちゃまも若い女の子も同じように礼儀正しく相手できる男性を私は尊敬します。
この間、辺見エミリが結婚相手について記者に西郷輝彦よりかっこいいかと聞かれ、
「だんぜん彼のほうがカッコイイです」と答えてました。
外見的には美女と野獣っぽいのでそんな質問が出たのでしょうが、
そのあと言ったセリフが最高でした!
「外見は借り物ですから」・・・・ね!

ウォッチャーズ 
 D・R・クーンツ
森で拾ったその犬にはなにか知性のようなものが、意志に似たものが感じられた。
孤独な中年男のトラヴィスは犬に「アインンシュタイン」と名を与え、半信半疑の対話を試みる。
徐々に分かってくる信じがたい事実、それにしても犬は何を警戒しているのだろう。
しげみの陰に暗闇の奥になにか恐るべきものがひ
そんでいるのか!
クーンツの作品が大好きだという方がいらしてこの二冊を見つけ非常に喜んでいました。
クーンツを読破しているわけではないのですがこの二冊は誰が読んでも「良かった!」と思うんじゃないかな。
不思議なストーリーといえばそうかもしれませんが「何か読んでみようかなー」ってときに手にとってみてください。

ライトニング
いまは流行作家としてときめくローラ・シェーン。かつては孤児院で辛酸をなめた薄幸の美少女だった。
これまでの生涯、何度か人生の危機や事故に見舞われそうになったがその都度、
どこからともなく立ち現れて危難から救ってくれた”騎士”がいた。
その度に空には閃光(ライトニング)が!ジャンルを越えたスーパースリラー。

日本の作品


蒲生邸事件 宮部みゆき

浪人生の孝史は受験のためあるホテルに泊まる、そこは旧蒲生邸。
そこで起こった火災に巻き込まれるがふと気がつくと何か時代がおかしい・・。
二・二六事件の前日にタイムトリップしてしまうのだった。
なんの特徴もない孝史だったがこの体験を通して大きく成長していく。
それに関わる登場人物の生き様も魅力的に描かれている。
「俺ね、過去を見てきたの。それで判ったんだ。
 過去は直したってしょうがないものだし、未来のことを考えて心配したって無駄なんだってことがね。
 なるようにしかならないんだから。
 だけど、だからこそ俺、ちゃんと生きようと思ってさ。言い訳なんかしなくていいようにさ。
 そのとき、そのとき精一杯やろうってさ。
 だから父さんは学なんかなくってもそのときそのときで精一杯やってきたんだから、もういいんだよ」



龍馬慕情
 
加野厚志著
短い間だったが坂本龍馬の妻として幸せな時間を過ごしたお龍。龍馬が暗殺された後、
彼への想いはつのり暗殺の真犯人を突き止めようと心に決め、龍馬をしたう二人の男とともに行動を開始する。
手掛かりは同時に襲われた中岡慎太郎の証言。「こなくそ」よいう言葉と去っていくとき口ずさんだ謡曲の一節だった。
新解釈で幕末最大の謎に挑んだ時代小説。
お龍が主役の小説も確かに面白く女性の私はとても気に入って読みました。
幕末の話は比較的男性が好む傾向がありますがこの本ならちょっと苦手な女性にいいかもしれません。
男っぽい男、魅力ありますねえ・・・。


プリズンホテル  浅田次郎

極道小説で売れっ子になった作家、木戸孝之助は驚いた。
たったひとりの身内でヤクザの大親分でもある叔父の仲蔵が温泉リゾートのオーナーになったというのだ。
招待されたそのホテルはなんと任侠団体専用。
人はそれを「プリズンホテル」と呼ぶ。
熱血ホテルマン、天才シェフ、心中志願の一家・・
不思議な宿につどう奇妙な人々がくりひろげる涙と笑いのスペシャルツアー!

今でこそ人気作家となった浅田次郎だが苦節○年・・。
主人公の木戸孝之助は売れなかった時代のペンネームだという。
お涙ものを書くからと言って浅田次郎はあまり好きじゃないという人もいる。
そのお涙ものとわかってても浅田次郎独特のチクッとがいいんです。
時代小説も書いてますが原点は「プリズンホテル」です!と勝手に私は言います。
短編の「月のしずく」もいいね!
今でも湯河原あたりに行けば「プリズンホテル」の看板があるような気がしてならない。

ブラッディドールシリーズ 10巻  北方謙三
さらば荒野〜
虚無と一瞬の激情を秘めてケンタッキーバーボンに喉を灼く男。
川中良一がゆく。
北方謙三があるインタビューでこう言っている。
「ハードボイルド小説は女々しくていいと思う。核に女々しさみたいなものがあっても
 それを硬い殻でガチッと包んで表面にださなければいいのfではないか・・・。」

国内のハードボイルド決定版であり、入門本ではないかと思いますがどうでしょうか?
ともするとハードボイルドはくどい書き手のものがあり、私はそれを好まない。
ブラッディドールはどこを読んでも小気味いいのです。
出てくる男も女もハートにグッとくるやつばかり、かっこいい。
易しいハードボイルドとも言えよう。
定番。

不毛地帯  山崎豊子

元大本営参謀、壱岐正は酷寒のシベリアの収容所で11年間の拷問と飢餓と強制労働に耐えぬき、
昭和31年12月帰還する。
”第二の人生は誤りたくない”と願う彼は近畿商事の社長大門の再三に渡る誘いに応じ
商社マンになることを決意する。シベリアでの地獄のような抑留生活の傷も癒えないまま
彼は再び”商戦”という名の闘いの中に身をおく。

瀬島龍三がモデルになっていると言われている。
サラリーマンのバイブルだよ、勧められて興味を持った。
分厚い文庫全四巻を一気に読んでしまうほど素晴らしい作品。
それから瀬島龍三に興味は移り、少ない本人の著書を探して読んだものです。
今もその本をしょっちゅう開いています。
代々の総理大臣が相談にいくような人でした。
会えっこないけど一度会ってみたかった人です。
あるときシベリア時代のモンゴルの戦友から手紙が届いたと書いてありました。
「日本国 瀬島龍三様」で!スゴッ!

哀しみの女  五木寛之

年下の画家章二と暮らす和実はたまたま見かけた異端の天才画家エゴン・シーレの作品
「哀しみの女」に自分の未来の姿を予感する。そして彼女はモデルであり画家の愛人でもあった
ヴァリーの薄幸な人生に自分の運命を重ね合わせていた。
ウィーン世紀末の画家とモデルとの退廃的な関係を現代に重ねて、
男の野心と女の愛を描く大人のための恋愛小説。
  
この本が出た同時期テレビドラマ化もした作品。
「哀しみの女」の名前はヴァリー。みごとなくらいはまり役となったのはいしだあゆみでした。
異端の画家は若いときの佐藤浩一。
年下の男とつきあうがやがて何らかの理由で別れていく・・。
よくある話です。ほとんどの女性がこの本を読むと胸がギュッとなるかもしれません。
この作品でクリムトとエゴン・シーレを知った私は一度東京に足を運びました。
もう海外に貸し出ししないらしく「哀しみの女」を観るラストチャンスだったのです。
文庫本の表紙には「哀しみの女」が描かれている。


幽霊人命救助隊

夕方までは死なないでください。
     僕たちが必ず助けてあげます!

「13階段」の作者が贈る怒濤の人命救助エンタテイメント!
自殺者の命を救え!
浮かばれない霊たちが天国行きと引き換えに人命救助隊を結成、
     地上に舞い降りた。救うべきは100人の命・・・
救助隊のひとり裕一は受験に失敗して自殺をしたのだった。
ちゅうぶらりんの所にいるわけにはいかない。
天国へ行くために必死の救助をした。
そして時間が迫るなか、いよいよ最後の100人目を見つけた。
それは、裕一の父だった・・・。

紹介だけ読むとマンガチックに思うかもしれません。
しかし読ませどころは自殺者に自殺を思い留まらせる様子、その背景など。
なかなかよく出来ているのです!
グッと胸に込みあげてくることもしばしば・・。
ほんとうにこんな救助隊がいたらいいね、と思うけど、
死んだ大好きなおばあちゃんとか、おじさんとか、きっと守ってくれているんだよね。
そういう意味ではご先祖さまや守護霊さまは救助隊ってことですね!

蒼き狼   井上靖
遊牧民の一部族の首長の子として生まれたテムジン(チンギスカン)は他民族と激しい闘争を
くり返しながらやがて全蒙古を統一し、ヨーロッパにまで及ぶ遠征を企てる。
65歳で没するまでひたすら敵を求め侵略と略奪を続けた彼のあくなき征服欲はどこから来るのか?
アジアの生んだ一代の英雄が史上空前の大帝国を築き上げるまでの波瀾に満ちた生涯を描く大作!
   
ナポレオンでさえ、こう言ったという。
「余の人生はチンギスカンほど充分偉大であったとは言えない・・」
チンギスカンがクランとの間にできたガウランを誰のものとも知らせずに人出に渡してしまう一種の捨て子をする場面がある。
これはモンゴルの「狼」となるために無名のまま誰かに育てられ、全くの自力で強くなることを期待した行為だと評されています。
この本を読んでいるとそれも納得できるような立場、背景があるのがわかる。
この時代は家族にも部下にも縦の関係が明確にされています。
その中での知恵と判断、決断と実行、あとのけじめ・・・つまりすべてにおいて采配の素晴らしさが際だっているのです。
それがとにかくいちばん感心し、感動したことだ。
世の男性に伝えたい。「蒼き狼」を絶対読むべき!と。


トキオ
     東野圭吾

1979年浅草。時を越えた奇跡の物語。
俺はあんたの息子なんだよ。宮本巧実さん、未来から来たんだ。

「あと何年かしたら、あんたも結婚して子供を作る。
 その子にあんたはトキオという名前をつける。
  その子は17歳のときある事情で過去に戻る。
    それが俺なんだよ。」

もう小学生の頃からタイムトラベルものが大好きで大好きで・・・
ヨーロッパの小さな田舎町に住んでる魔女の話とか、
アマゾンの奥地で穴に落ちて、気がついたら恐竜の時代にいた、とか
宇宙人がやって来た話などなど。
今でもそれだけは変わらず私の興味心を支配している。
このトキオも結構デリケートに出来ていて中身は満足いくものです。
ラストは静岡人なら身近に思える日本坂トンネルの事故が舞台になっている。


月のしずく 浅田次郎短編
セピアの染まる街角に過ぎ去った日々がよみがえる。
はかなく哀しい出会い、そして旅立ち。愛する人とあなた自身の物語。

このクサイ帯のセリフがいかにも浅田次郎の短編シリーズって感じですね。
このお涙ものがきらいで、という人が「浅田次郎好きじゃないんだ」の人らしいです。
まあそんなことは好き嫌いの問題でどうでもいいのですが私は大好きです。
この短編の中には秀作が多いのですが私の一押しは「聖夜の肖像」!
ふとまた読み返してみたら嗚咽をもらすほどの涙が溢れてきてしまいました。
化粧のくずれを心配しながら涙の止まるまで感動してました。
泣かせる天才ですね、浅田次郎は。
泣けないんだ、という人がたまにいますが、涙を出してみたかったらどうぞ試してみてください。

青の炎  貴志祐介
こんなにも切ない殺人者がかつていただろうか・・。
光と風を浴びて17歳の少年は海沿いの町を駆け抜ける、愛する妹と母のために。
人間の尊厳とは何か。愛とは、正義とは、家族の絆とは。
厚木感動を呼ぶ現代日本の「罪と罰」。
嵐の二宮君で映画化されたことはご存じの方もいると思います。
確か映画化の数年前に出た本で、ホラーじゃない貴志祐介の本を読んだ最初のものでした。
これをきっかけに貴志祐介の才能が好きになりました。
他の作品も読んでみたいのですが恐がりの私はホラーやサスペンスの震撼とするものがダメなんです。
本当の話は怖くないんだけど作り話の怖いのはからきし弱くまたそういうものは精神によくないと思って読みたくもないのです。
主人公の少年がすごくいい子でほんとに切ないのです。まったくオススメの本です!


映画

1〜10 11〜20 21〜30 31〜40 41〜50 51〜60 60〜

ベスト1〜10

ロングキス・グッドナイト
キス・オブ・ザ・ドラゴン
ある日どこかで
グラディエーター
ショーシャンクの空に
ワーキングガール
ターミネーター 1と2
ステラ
ラブ・アクチュアリー
ショコラ 
ベスト11〜20
オーロラの彼方へ
コヨーテアグリ
コーリング
エリン・ブロコビッチ
フィフス・エレメント
ミッドナイト・ラン
ゴッドファーザー U
12人の怒れる男
エントラップメント
愛がこわれるとき
ベスト21から30
ギルバート・グレイプ
アメリカン・ビューティ
セイント
フェイス・オフ
ペイ・フォワード
二番目に幸せなこと
遠い空の向こうに
ダンスウィズウルブス
シティ・オブ・ジョイ
LAコンフィデンシャル
ベスト31〜40
パイレーツ・オブ・カリビアン
コンスタンティン
ダンシング・ハバナ
ネバーランド
レジェンド・オブ・メキシコ
ジ・エージェント
グッドモーニングベトナム
ブレイブ・ハート
恋愛適齢期
ブロークン・アロー
ベスト41〜50
天使の贈り物
コンエアー
遠い夜明け
ジョーブラックをよろしく
エアフォースワン
50回目のファーストキス
たそがれ清兵衛
フェイク
ゲーム
カラーパープル
ベスト51〜60
ソード・フィッシュ
トーチソングトリロジー
オールウェイズ
聖なる嘘つき
シャイニングスルー嵐の中で輝いて
アバウト・シュミット
ファイト・クラブ
ローズ
28DAYS
シャイン

ベスト60〜
ハイリスク
リービングラスベガス
プリンス・オブ・エジプト
ニック・オブ・タイム



ベスト1〜10

ロング・キス・グッドナイト
   ジーナ・デイビス主演
記憶喪失の女教師が正体不明の連中に命を狙われ、自分がCIAの暗殺工作員だったことを想い出す。
そんな彼女が巨大組織に立ち向かう姿を迫力満点に描く。ジーナ・デイビスが凄腕ぶりを発揮する場面がすごい!
女と思えないアクションと迫力に度肝を抜かれた作品。
それ以来ジーナ・デイビスのファンなのだがアクション作品はあまりない。
「スチュアートリトル」のお母さん役の人と言えばわかるかな。
ちょっと前だと「テルマ&ルイーズ」とか。
順番をつけるなんてむずかしいけど何が好き?と聞かれたら
真っ先に口をついて出る作品名です!


キス・オブ・ザ・ドラゴン
  ジェット・リー主演
パリの空港に降り立った中国警察の捜査官リュウ。彼の任務はパリ警察と麻薬王を監視し、
巨大密売ルートを暴くことだった。しかしパリ警察のリチャードは裏で麻薬売買や売春まで牛耳っていた。
L・ベッソン製作のアクションムービー最高傑作!

大好きなジェット・リーのアクションがもうたまらなく好きです。
この作品はストーリーもいいし、無駄がなく彼の作品の中でダントツ!
昔から武道にあこがれている私は少林寺とかやってみたくて今もそう思っている。
子供の頃、プロレスやキックボクシングを父に連れられてよく観に行きました。
沢村忠と握手したときのことは今でもドキドキを想い出します。
最近も格闘技は大好きで興奮しまくりです。殴り合い、という意味では好きになれませんが
肉体の鍛錬、孤独で過酷な練習の成果が出るスポーツだと思ってます。
ストイックに鍛える、というのが私も大好きなのでその辺は理解できるのです。
勝負という点では征服欲とかチャンピオンになりたい気持ちが男にはあるのが自然かもしれません。
寡黙で優しい、強い男・・理想ですね。そこに知性が加わったらもう最高!


ある日どこかで クリストファー・リーブ
劇作家コリヤーはある夜、見知らぬ老婦人から
「私のもとへ帰ってきて」と囁かれる。この言葉にはある神秘的な出来事が秘められていた。
全編に溢れる美しいピアノの旋律が切ないラブ・ストーリーを盛り上げ涙をさそう・・。
私の大好きな時空ものだがこんなに愛が切ない作品は他に観たことがない。
ヒロインのJ・シーモアがかわいくってしかも美しい。
「Come back to me!」からワクワクで目が離せない。
見終わるともう一度観てストーリーを確かめたくもなります。
最後は引き裂かれるのですが魂で結ばれて幸せに・・・。
究極のラブ・ストーリーですね!

グラディエーター  ラッセル・クロウ主演
西暦180年のローマ帝国を舞台に繰り広げられるオスカー受賞のスペクタクル巨編。
ロマ帝国皇帝の信頼を得ていたマキシマス将軍は家族を焼き殺され、仇敵コモドウス皇帝への復讐を誓う。
ラッセル・クロウを人気絶好調にのし上げた作品ではないでしょうか。
家族を何よりも大事にし、誇り高く生きる男マキシマス。
この「誇り」は日本人がよく使う「プライドが高い」のプライドではありません。
良心に従い男としての本分を守って生きる、という意味だと思います。
私はラッセル・クロウが好きなのではなく「マキシマス」が好きなのです。
「ロード・オブ・ザ・リングス」もヴィゴ・モーテンセンじゃなく、アラゴルンが好き、というように。
だからミーハーにひとりの男優にハマルってのがないのです。
でも役者として今誰が一番魅力的?などと聞かれたら「J・デップ!」と答えるでしょう。
コモドウス役を演じているのは亡きリバー・フェニックスの弟。


ショーシャンクの空に  ティム・ロビンス
妻とその愛人を殺したとして終身刑になったエリート銀行員アンディ。
無実の罪に服役しながらも希望を失わなかった彼にやがて奇跡が起こる。
原作がスティーブン・キングの「刑務所のリタ・ヘイワース」
  
意表をつくラストがさわやかな感動を呼ぶ。
すべての人が観たらいいと思う素晴らしい映画です。
どこのビデオ屋さんに行ってもたぶん”店長オススメ”マークが入ってるはずです。
ティム・ロビンスの最高作品と私が勝手に決めました!
テーマは”どんな状況に置かれてもあきらめないで生きれば希望はある”ということ。

あきらめない根性は天の神さまに通じたりするものです。
あきらめないで生死の境から生還した友人を知っていますがすごい力が働くようです!


ワーキングガール メラニー・グリフィス主演
やる気はあるが出世コースにのれないOLのテスは上司が事故で入院したチャンスを利用して
自分の提案した合併計画を自ら実行しようと奔走する。
アメリカ証券業界を舞台にビジネスと恋にかけたOLの奮闘ぶりをシャレた感覚で描いたロマンコメディ!
少し古い映画だが一級品の映画であると言い切りましょう!
脇役がなんとハリソン・フォード、シガニー・ウィーバーと豪華メンバー。
上司役のシガニー・ウィーバーとの女性対決のシーンが見もの。
ハラハラワクワクスッキリの映画、三本指に入るお気に入りです。


ターミネーター T・U シュワちゃん
1984年に初めてみたときのインパクトの強さは今も忘れない。
最後の金属だけの状態で死んだかと思ったら「カシャッ!」と伸びる手・・。
最後のシーンを観てから続編が楽しみでたまらなかった。
二作目が私は特に好きで何回も観る映画ナンバー1ですね。
誰もが知ってる人気作品なのでここに書く必要もないのですが
こんなに好きな映画はないんだ、と言いたいだけでした!

ステラ  ベット・ミドラー主演
かつてハリウッドの大プロデューサーとして知られたサミュエル・ゴルドウィンが生前1925年と1937年に
二度映画化した名作を息子がリメイク。未婚の母として娘を育ててきたステラは娘の幸福のために
やがて自分の夢を犠牲にしてしまう。ベット・ミドラーならではという作品。
ひとりで娘を育てた私には感慨深い作品であり、大好きなベット・ミドラーということもあり真っ先に浮かぶもの。
バーで働いていること、下品な服装やちょっとした言葉使いなど嘲笑されている自分が娘のためにならないと判断するステラ。
やたらと胸にしみる場面があり、哀しいときほど見せるステラの笑顔が私にはたまりません。
その笑顔に何度勇気づけられてきたかわかりません。

ラブ・アクチュアリー  ヒュー・グラント他
19人が経験するそれぞれの愛の物語はときに離れ、ときに交差しながら同時進行していきます。
両親が注いでくれた無償の愛、片思いの愛、長年連れ添った夫婦の穏やかな愛、
どんな時も自分を理解してくれる友人への信頼愛。
愛のカタチ・・・それは無限で世界中の誰もが心の中に持ち合わせているもの。
世の中には悲しみや憎しみが溢れているというけど果たしてそう?それも事実否定できない。
でもそんな風に思う時、周りをよーく見渡してみて。そこらじゅうに愛が溢れているのに気づくはず・・。

クリスマス目前の空港の場面で始めと終わりが構成されている。
なにげない日常の中に幸せを見つけ、身近な家族や友人との愛に気づき、すべてを愛すること。
私の思う幸せの定義かもしれません。
この映画はヒットしたので有名ですがもしかして観てない人がいたら損しちゃいますからね!
こんなに愛の溢れた作品は久々で素晴らしい!を百回言いたいぐらい。
愛されて育ってないと愛し方がわからないといいますからまず愛されるより愛することです。
そうすれば愛は拡がり、世界中を包んで平和がやってくるのですから。

ショコラ  ジョニー・デップ
冬のある日伝統が深く根づくフランスの村に謎めいた女性が娘を連れて越してきた。
彼女がオープンさせた見たこともないような美味しそうなチョコレートであふれる店が保守的な村の人々に変化をもたらす。
アカデミー5部門にノミネートされた話題を呼んだ大人のファンタジー!

なんとなく観ずに終わってしまっていた映画でしたが、ある人に勧められ観たらなんと素晴らしいものでした!
中でもジョニー・デップのかっこよさといったら言葉にならないほど・・。
ストーリーもよくできていてそれこそ愛がチョコレートよりも人の硬い心を溶かしてしまったという感じ。
ジュリエット・ビノシュも個性満載で配役を選んだ監督をもっと褒めてあげたい。

ベスト11から20


オーロラの彼方へ ジム・カヴィーゼル主演
父親の事故死から30年。オーロラによる時空の裂け目で現在と過去がつながり、
ジョンは父が愛用していた無線機で父と交信を行った。ジョンは父親の運命を変えようとするが同時に未来も変わり、
親子は時の流れに翻弄される。タイムトラベルのアイディアが斬新。

あの「パッション」でイエスの役をやったのがジム・カヴィーゼルです。
この時空ものは背景に殺人事件の解決もあったりしてストーリーが大満足の内容です。
本当は五本指に入れたいような秀作!これも絶対おもしろい。

コヨーテアグリ
ニューヨークに実在するバー”コヨーテアグリ”を舞台にソングライターやモデル、
弁護士を目指す女性たちの生き様を描く青春ドラマ。一世を風靡した「フラッシュダンス」を手がけた
J・ブラッカイマー製作らしく過激でセクシーなダンスパフォーマンスが満載!

飛びつくきっかけもなくいたあるとき、男友達が「いいよ!」と言うじゃないですか!
イメージからして男性がいいよ!っていう感じではないと勝手に思っていたのでもういきなりの興味津々状態。
すぐに借りてみたら想像を何十倍も超える素晴らしい心に残る映画でした。
それ以来いろんな人に勧めていますが返ってくる言葉は異口同音に「いい映画だね」
なんとなく・・で観なかった映画で良かったってのが結構ありましたから。勝手な印象が邪魔をするもんですね。
ワクワクして行ったらがっかりして帰ってきたりなんて、そんなこともあったり・・。
ま、とにかく私がオススメするのは間違いなくいいはずです。(エラソー!)


コーリング  ケビン・コスナー主演

医師ジョーは同じ医師だった妻エミリーを事故で亡くし悲しみに沈んでいた。
しかしある時から脳死患者からエミリーの声が聞こえるなど、不思議な現象が続くようになる。
彼女がメッセージを発しているのだと確信したジョーは事故現場ノベネズエラへ向かう。

あまり知られていないヒットもしなかった映画です。
エミリーが何を伝えたかったのか最後に分かるのですがそのラストが感動もの。
どうしても伝えなきゃ、という気持ちを臨死体験の患者を使って教えるエミリーの強い愛。
最後にベネズエラの奥地で最後に妻を助けた首長のような人がジョーに言う。
「肉体は助けられなかったが、魂は残った・・」

エリン・ブロコビッチ ジュリア・ロバーツ主演

離婚歴二回、三人の子持ち、多額の借金あり、無学無職のシングルマザー、エリン・ブロコビッチ。
そんな彼女がアメリカの大企業から史上最高額の和解金を引き出すという実話の物語。
芯の通った女性像をジュリア・ロバーツが好演。
環境問題という重くなりがちなテーマをソダーバーグが娯楽作に仕上げている。
工場の汚染水が原因で病気になり苦しむ人々に根気よく接し事件は解決されていく。
ジュリア・ロバーツの一番中身の濃ーい作品ではないでしょうか。
評価も高く有名な作品なので観た方も多いはず!


フィフス・エレメント  ブルース・ウィルス主演
邪悪な生命体の接近で破滅の危機を迎えた23世紀の地球。
それを救えるのは”五番目の要素”である謎の少女リールーだけだった。
立体感溢れる未来都市のSFX映像は見応えがある。
ミラ・ジョボビッチを知らしめた作品。
衣装デザインがすべてゴルチェだったりしてちょっと面白い映画です。
過去から未来までと壮大なストーリー展開で、SF大好きな私は大好きな作品。
青い歌手が歌う場面が印象的でそのときの歌が何なのかいまだに気になっている。


ミッドナイトラン  ロバート・デ・ニーロ主演
どんなヤバイ仕事も金次第で引き受けるジャックはギャングの金を横領した
マデュカスを護送するが行く手には組織と警察が・・。弱いくせに抜け目なく事あるごとに
ジャックを出し抜くマデュカスを演じるC・グローディンの好演が光る。
すごく古い映画で若い人は全く知らないかもですね。
しかし古さを感じさせないんじゃないかな。デニーロが粋でカッコイイんです。
これでデニーロブームが来た私はしばらくはまってました。
今でいえば演技力の幅広さはジョニー・デップに近いと思います。


ゴッド・ファーザーU   
マフィアのファミリーコルレオーネ一家の歴史をつづる大河ロマンの第二作。
若きドンのマイケルの苦悩と、亡き先代の若かりし日のエピソードを交錯させながら物語は進む。
亡きドンを演じるデニーロの非情さのなかに垣間見せる人間らしさに感動を覚える。
デニーロの成り上がっていく様子がいちばんの魅力といっていい第二作。

12人の怒れる男  ヘンリー・フォンダ主演
殺人事件の陪審員の選ばれた12人の男のうち、
たったひとりが証拠に疑問を抱いたことから白熱の討論が展開するが・・。
陪審員制度を突き詰めたシナリオと密室サスペンスごとき演出が優れている。
かなり前に随分年若いお客様から教えてもらった映画。
超がつくほど有名な秀作だと思いますが、万が一知らない方もいたりして。
陪審員もごく普通の人。早く終わって家に帰りたいのかもしれませんが人の一生がかかってる大事な時間です。
何かたった一つでも犯人ではない、という理由があれば安易に手は上げられないもの。
1対11から12対0になっていくあたりは最高の場面。


エントラップメント

鮮やかな手際で高級美術品を奪い取る世界最高の怪盗と彼のまえに現れた謎の美女が
しかける史上最大の強盗計画。69歳のショーン・コネリーがますます渋い男の色気で魅了する。
ゼタジョーンズの美しさが際だち、ショーン・コネリーの色気が漂う。
歳を重ねた魅力をこれだけ見せられると私も元気がますます出てきます。


愛がこわれる時
 ジュリア・ロバーツ主演
異常なまでに潔癖性でサディスティックな夫から逃れるために事故死を装って妻のローラは失踪した。
しかし偽装を見破った夫は彼女を執拗に探し求める。
暴力的な夫のせいで愛に怯えるヒロインをジュリア・ロバーツが熱演した異色サスペンス。バーギンの異常性格演技も必見!
潔癖性の夫が家に忍び込んでくるラストシーンは今も忘れられないほど怖い。
ある晩、家の中のタオルが全部きちっとかけてあるのに気がついたローラの驚きに私も驚いた!
夫はいつもタオルの長さを順番に揃えてかけるのが癖だったのだ。
ここからのシーンはぜひお宅で観てください。異常な目つきってほんとうに怖いです。


ベスト21〜30
ギルバート・グレイプ
  ジョニー・デップ主演
小さな田舎町に住むグレイプ一家。長男ギルバートの悩みは過食症で巨漢の母と
いくつになっても心は子供のままの弟アーニーのことだった。ギルバート役のジョニー・デップの
優しく切ないまなざしとアーニー役デカプリオの天真爛漫な言動のコントラストが絶妙。
普通の役も普通に似合ってしまうジョニー・デップがやっぱりすごい。
家族を思い何の変化もない田舎町の生活も必ず変わっていくもの。
どんなとこがいいの?と聞かれても少ないリアクションで「良かったよ」と言うしかないのだ!


アメリカン・ビューティ ケビン・スペイシー主演
リストラされた父が何を血迷ったか娘の友達に入れ込んで肉体改造。
そんな夫を尻目に妻は浮気。娘は隣人のビデオマニアと駆け落ちを企てる。
現代社会の家庭のあり方と崩壊していく様を描きアカデミー賞5部門を受賞。
最後に隣のハードゲイのお父さんに殺されてしまうというシーンで終わる。
ケビン・スペイシーのお父さん役が途中からある壁を越えてしまいかわいい暴走をしていく。
何も中身の無かったように思えた家族を見る目も達観したような・・。
知り合いに勧めたら「暗いよ、あの映画!」とのこと。ムム、確かにそうかも・・。
でもね、良かったから賞もいっぱい取ってるわけですよ。

セイント  ヴァル・キルマー主演
12人の聖人の名を使い分ける怪盗セイントの活躍を描く冒険アクション。
怪盗サイモンはロシアの石油王から低温核融合の方程式を盗む依頼を受けるが
その裏には巨大な陰謀が隠されていた。12人の人物に次々と姿を変えていく変装芸も楽しい。
あんまりヒットした作品ではなかったというのがちとがっかりだったけどGOOD!です。

フェイス・オフ
 ニコラス・ケイジ
殺された息子の仇を追うFBI捜査官はその犯人を追いつめ植物状態に追いやった。
その後犯人の仕掛けた爆弾の在処を探るため彼は昏睡状態の宿敵の顔を自分に移植する。
スローモーションの多用などJ・ウー監督ならではの華麗な様式美が魅力の傑作。
ストーリーが中盤を過ぎたころ、顔がすり替わって今度はそれが戻れなくなってと窮地に追い込まれた。
単純にも私は時計を見て、今からこんな最悪の状況からどう解決されるのよ!時間無いじゃん!
と、心配したのが一番の想い出だったんです。ちゃんと終結するってわかってるのにしっかりハマッタ私でした。


二番目に幸せなこと マドンナ主演
たった一夜の過ちで子供ができ夫婦になったゲイの男と自立したおんながおりなす人生ドラマ。
恋人の去られ傷心のアビーと友人をエイズで亡くしたロバート。
親友同士の二人はお互いに励まし合いやがて結ばれてしまう。
第一子出産後初出演となるマドンナが好演!
マドンナがヨガの先生だったと思うが始めるときに「オーム!」とマントラを唱える場面が印象的だった。
今や世界中というか日本がこんなにヨガ教室でいっぱいになったのもマドンナが始まりといっていいかもしれません。
ニューヨークやハリウッドで女優たちが健康と美、精神の安定のために始めてそれが伝染していったのでし。
私も21歳頃からやってました。その影響で今セラピーをやっているといっても過言ではないでしょう。
いいものが流行ってよかったですよね。ヨガを覚えるとインドに興味が向きます。
人間の真実の探求につながるプロセスをたどるために今やっと多くの人がスタート地点に立ったのです。


ペイ・フォワード
 
 H・Jオスメント
「世界を変えたいと思ったら何をする?」という問いに11歳のトレバー少年は
”ペイフォワード”受けた行為をその相手ではなく周りの人へおくると答えた。
彼のこの奇想天外なアイデアは着実に拡がり奇跡を巻き起こす。天才子役H・Jオスメントが光る。
”ペイフォワード”という感謝の行動を映画では三人におくることになってました。
直接お世話になった人のお陰だと考えるとその人との縁を作ってくれた人のお陰なわけです。
その場に居合わせてなくて、また全く関係ないと思ってた人のお陰だというのが縁を
ずっとたどってみるとびっくりするくらいいろんな人にお世話になって今の自分の幸せがあるのが分かります。
これはレイキセミナーでもやりますが、その結果すべての人に支えられているのだということに気がつくんです。
これは今からでもまた流行らせたらいいかもしれません。皆でやりましょう!

遠い空の向こうに

50年代、アメリカの炭坑町。ソ連が人工衛星をアメリカより早く打ち上げたことが話題になっていた。
学生のホーマーは夜空を飛ぶ衛星を見て自分もロケットを作りたいという夢を抱く。
しかし炭坑で働く父はこれに反対。ホーマーは友人とロケット作りに励むが・・。
NASAのロケットエンジニアホーマー・ヒッカムの自伝の映画化。
これもたいしてヒットした作品じゃなかったけど”夢をあきらめない”といういつの時代にもある永遠のテーマです。
特に少年や少女の頃は先の人生に関わるとっても大事なことです。
父親が地味な炭坑夫ではじめは理解がなかったけど純粋な心にやっぱ打たれちゃうんですね。
私も娘に対してそうでした。分相応な進学をと思ってましたが、最後の最後のなって方向転換したのです。
娘の本当になりたい職業が分かったとき、どんなことをしても好きな道を行かせてあげようと決心しました。
私にとったら先も見えないのに、商売もしんどくて返済のめども立たないのに強行しました。
今は就職も決まり娘は見違えるほどしっかり成長しました。後悔がなくてさわやかに返済生活をおくれそうです。


ダンス・ウィズ・ウルブス
 ケビン・コスナー主演
南北戦争で英雄となった男が自ら勤務地の選択を与えられダコタ最西部に赴く。
そこには自然とともの生きるスー族がいた。インディアン一族とのふれあいをK・コスナーが
製作、監督、主演も務めて描きオスカー賞を受賞した野心作。
画面いっぱいに広がるバッファローの群れに圧倒される。
一匹の狼がなつきいつもじゃれあっていてそれが彼の名前になった。
伝統ある部族の名前の付け方が私は大好きだ。アボリジニも同じように付ける。
その人の人間性を現すような名前をよく考えたなあ、感心してしまいます。
古い映画になってしまいましたが秀作です!絶対オススメです。
最後の別れのシーンが今も胸に沁みている。

シティ・オブ・ジョイ  パトリック・スウェッジ主演
”歓喜の町”と呼ばれるカルカッタのスラムに人生に絶望したアメリカ人医師がやってきた。
極限状態の中で彼は人生に意義を再発見していく。長期ロケを強行したR・ジョフィ監督入魂の感動作。
ひとりインド人のお父さんが登場しますがそのお父さんがキーポイントかなと私はみています。
一生懸命働くんです、とにかく家族のために、娘のために。何も不平を言わずに・・。
この映画の良さを深く読みとれたらブラボーです!


LAコンフィデンシャル ラッセル・クロウ主演
1950年代初頭のロスを背景に描いたクライムサスペンス。
同じロス市警に所属しながらもお互い嫌悪しあう彼らがそれぞれの手段によってある惨殺事件を
追ううちに警察内の腐敗を目の当たりにしていく。
巧みな人間描写で一級のハードボイルド作品に仕上がっている。

ベスト31〜40

パイレーツ・オブ・カリビアン  ジョニー・デップ

海賊バルボッサがカリブ海の港町を襲撃、総督の娘エリザベスを誘拐した。
バルボッサと因縁のある海賊ジャックと手を組み、彼女を救出するため船に乗り込む。
しかしバルボッサたちは呪いにより不死の身体となっていた!

主役のオーランド・ブルームをこの映画で初めて見たときはかすみ目が一瞬にして治った私!
なんて美しいんだろう、と思いましたがそのイケメンを思いっきり喰ってしまったのがジョニー・デップでした。
海賊ジャックはなんとも味のある役柄でキムタクがスマスマでパロディってましたね。
以来オーランド・ブルームもジョニー・デップもトップスター躍進中ですがUが来るので今から楽しみです!


コンスタンティン  キアヌ・リーブス

天使や悪魔、この世界の住人でない者を見分ける能力をもった青年コンスタンティン。
その能力を使い彼は人知れず現実世界に浸食しようとする悪魔と闘い続けていたが・・。
自ら罪や葛藤を抱える新たなダークヒーローの誕生。
原作はアメリカンコミック「ヘルブレイザー」

気味悪い悪魔がたくさん出てきて悪魔祓いを行い場面は好まない人もいるでしょう。
この映画のいちばんいいところは最後の場面。
悪魔に命を取られそうになったときコンスタンティンは悪魔にこう頼んだ。
「俺の命はやる。その変わり地獄で彷徨ってる彼女を助けてくれ!」
悪魔は途端に力を落として言った・・・。
「犠牲か・・・」
犠牲つまり愛。悪魔のたぐいは愛の力に決して勝つことができないのです。
コンスタンティンのその言葉で彼女は地獄から帰ってきた。
ここがすごく素晴らしいこの映画のエッセンスです!


ダンシング・ハバナ
昔ダンシング・ヒーローという同じような映画があって大好きだった。
ふと見つけたこの映画はラテンダンスの魅力いっぱいのキューバが舞台。
かわいくって、情熱的でさわやかなすっごくすてきな映画です。

レジェンド・オブ・メキシコ  ジョニー・デップ

「エル・マリアッチ」シリーズ第三弾。

ストーリーは単純なのでビデオを待って見た作品。
ジョニー・デップがどんな役を演じているのかそれだけに興味は向いていた。
しかしこの映画を観ていちばん惹かれたのは終始効果を上げていたギターの音色だった!
ギターが大好きな私はその情熱的なメキシカなムードに引き込まれてしまった。
ジョニー・デップの悪そうな役柄は適役で最後まで映画全体を引き締めていました。さすが!


ジ・エージェント  トム・クルーズ

会社をクビになり独立したスポーツエージェントが落ち目のアメフト選手に自分のすべてをかけるサクセスストーリー。
トム・クルーズがビジネスに生きる男の挫折と苦闘を見事に演じきり演技派に大きく躍進。
相手役に爆発的人気が出る前のレニー・ゼルウィガーが出演している。

大ヒットとまではいかなかったが私としては三重まるの作品。
初めて観たレニー・ゼルウィガーがとても印象に残ったのを覚えています。
そのころ日本では馴染みのないスポーツエージェントという仕事も新鮮に映った。
エージェント次第で人生も左右してしまうほどスポーツ選手にとっては大事なパートナー
身近なわりにテーマにされなかった問題に着目したのは大正解だったと思います。

グッドモーニング・ベトナム ロビン・ウィリアムス

兵士の志気高揚のため、米軍放送の人気DJのクロンナウアー一等兵がベトナムへ。
が、破天荒な彼の放送は軍上層部の怒りを買い、中止に追い込まれる・・。
マイクを通して戦うDJロビン・ウィリアムスが名人芸を発揮。皮肉とユーモアにあふれたトークが人気を得た。
たぶんこれがロビン・ウィリアムスを観た初めての映画だったと思う。
トークの早さ、面白さにぶっとび、ロビン・ウィリアムスがいっぺんで大好きになりました。
もうちょっと古い映画のうちに入ってしまうので知らない人もいるかもしれません。
間違いなく面白いのでぜひ楽しみたいときにご覧ください!

ブレイブ・ハート
   
幼い頃、英軍に家族を皆殺しにされたウィリアム。
成長し恋におちて結婚した新妻がまたも目の前で英軍に殺され復讐を誓う。
13世紀のスコットランドに実在し、独立と開放を目指して戦ったウィリアム・ウォレスを
メル・ギブソンがワイルドに演じる。作品賞などアカデミー賞5部門を受賞。

実話と聞くとより興味が湧いてしまい観る角度が少し変わります。
小説より実録が本当は好きなんです。特に歴史が好きで想像をふくらませて楽しんだり・・。
この映画は随分あとで観たのですがウォレスの人柄がうまくメル・ギブソンとマッチしていて最高です。
かっこよく、いさぎよく、優しく、誇り高い・・完璧過ぎます、マイッタ・・。

恋愛適齢期 ジャック・ニコルソン

ジャック・ニコルソン、ダイアン・キートン、キアヌ・リーブスが三角関係を繰り広げる恋愛ドラマ。
63歳の富豪ハリーは若い恋人の別荘で倒れ、恋人の母親ユリカの世話になることに。
ふたりは次第に惹かれ合っていくがある日、ハリーの担当医となったジュリアンが
20歳も年上のユリカに一目惚れしてしまう・・。

いくつになっても恋心は生まれ、一瞬にして若いとき感じた胸のときめきがよみがえる。
若い人からは想像できないかもしれないが気持ちの華やぎというものは枯れないものです。
私は48歳だが、何事にも盲目にならない理性を持ち合わせているという歳になったというだけで
もし本当に恋に落ちたりしちゃったならば、もう二十代に戻ってしまうに違いありません。
端から見たら気持ち悪いって言われそうですがハートはいくつになってもそんなもんです。
歳を取れば取るほどピュアになったりもするし、見かけはきたなくなるけどハートは反比例して澄んでいるのです。
なんか力説しちゃったけどまあ、つまり歳を取るのは素敵なことだということです。


ブロークン・アロー 

盗まれた核弾頭をめぐる争奪戦をスリリングに描いたハードアクション。
この映画で初めてジョン・トラボルタのはまり過ぎと言っていいほどの悪役を観ました。
悪役で最高に好きなのはもうひとり、ゲイリー・オールドマンです。
この二人は今や脇役と言えない準主役級の最高のワルと言えるでしょう!
映画ファンなら「ウン、ウン」と今うなずいていると思います・・。
これもちょいと古い映画の仲間入りしてるかもしれませんがきっとビデオ屋さんもオススメシール貼ってありますよ!


ネバーランド
 ジョニー・デップ

1903年のロンドン。
スランプに陥っていた劇作家のバリは公演を散歩中、美しい未亡人とその四人の子供達と出会う。
父を亡くした少年たちとの親交を深めるうち、バリは心を閉ざした三男のピーターを気にかけるようになり・・。
「ピーターパン」の誕生秘話をジョニー・デップ主演で描いた感動作。
たまた毛色の違う役をやってのけたジョニー・デップ!
静かに静かにストーリーは流れていく・・。
ビデオ屋さんに行くと準新作ぐらいだと思うけどデップのファンならご存じのはず。
ジョニー・デップは男性のファンも多いですね。
近頃こんなに幅広い役をこなす俳優見たことありません。

ベスト41から50

天使の贈り物   ホイットニー・ヒューストン主演

クリスマスを一週間後に控えた聖マシュー教会の牧師ヘンリーは気分が重かった。
父のあとを継いだものの自分の力では何もできず無力感に負けていた彼は神に助けを祈るのだった。
次の日、神さまから派遣された天使だというダドリーという男がやってきた・・。
ちょっとファンタジーな素敵な映画です。
天使役はデンゼル・ワシントン。ホイットニーは結構映画にも出ているんです。
悩む牧師の妻を演じていて、天使がすべてを救ってくれるのだけど、役目を果たした天使は
自分の存在を皆の記憶から消して戻らなければならなかった。
すべてが終わったとき、すれちがっても気が付かれない寂しさを感じる天使が印象に残ります。
ありえないこんな話が私は毎度毎度大好きなわけでこれもすごいオススメのひとつです!


コンエアー
  ニコラス・ケイジ主演

8年前、身重の妻を守るため殺人を犯し、服役したポーは模範囚として仮釈放される。
妻が待つ故郷へ戻るため連邦保安機”コンエアー”に乗り込むが護送機は
離陸直後、凶悪犯らによってハイジャックされてしまう。
ニコラス・ケイジが人気出始めのスカッとするかっこいい見応えある映画です。
よくあるストーリーですが似たような作品の中ではダントツ面白い。
このあとぐらいからニコラス・ケイジはやたらと多くの作品に主演しています。
もうその顔見飽きたよ!という感じでしばらくお腹いっぱいでした。
今でもよっぽど、こりゃ良さそうだねと思わないかぎりニコラス物は観にいってません。
ラブ物けっこうやってますが私は似合わないような気がします。
この作品と「フェイス・オフ」がニコラス・ケイジのベストUではないでしょうか。

遠い夜明け  

アパルトヘイト政策下の南アフリカ。黒人運動家スティーブン・ビコを批判した記事を
書いたことから新聞社の編集長ドナルド・ウッズはビコと会うことに。
ウッズはビコの人間性に魅せられ、現実のアパルトヘイトに目覚めていく。
だが当局の弾圧は一段ときびしさを増し、ビコは逮捕され拷問の末帰らぬ人に。
ウッズはビコの真の姿とこの国の現状を全世界に伝えるため一家で国を脱出することを決意。
1977年、大晦日ついにその決行の日がきた!
これも実話というところに興味を持った作品。
作者であり、映画の主役でもあるドナルド・ウッズはたぶん今でもイギリスに住んでると思います。
もうだいぶ前のものだけれど南アフリカの白人がこれ程黒人を差別して迫害していることにショックを受けました。
アメリカのニュースでもたまに白人の警官が黒人を容赦なく殴ってるビデオが放送されて問題になったりします。
アメリカってほんと特に差別の国だと思います。世界を見聞きして知る限りですが、差別はあまりくなくなってません。
人間のいちばん愚かしいところです。みな同じいのちなのに、と思います。
源はいっしょです。差別なんて自己中もいいとこです。本当に人類皆兄弟なんだから!
大きな家族という感覚がみんなの心に育てば争いは無くなるのに・・です。

ジョーブラックをよろしく ブラッド・ピット
死に神のジョー・ブラックは実業家パリッシュを迎えにニューヨークにやってきた。
ジョーはパリッシュの寿命がくるまでの時間を使って彼とともに人間界を探索。
そしてジョーはパリッシュの娘スーザンと恋に落ち、彼女を自分の世界に連れ帰ろうとするが・・。
お父さん役のアンソニー・ホプキンスがまたいい味を出しています。
なんとなくビデオで借りて観たらけっこういいじゃん!という映画。
ふたりのラブシーンが美しくスーザンはもっと美しい。
これも死に神が迎えにくるというある意味ファンタジーだ。
映画の中でアンソニー・ホプキンス演じるお父さんのセリフに注目してください。
おしゃれな会話の中に胸がググッとくるようなものがあります。


エアフォースワン ハリソン・フォード主演

拘留中の超国家主義者の釈放を要求する凶悪なテロリストに大統領専用機”エアフォースワン”が乗っ取られた。
大統領は単身テロ集団に闘いを挑む。密室バトルや給油機の空中爆発など手に汗にぎるアクションの連続。
ゲイリー・オールドマンがまたまた最高のキレぶりを魅せてくれている。
”乗っ取られもの”でも最高の出来!
あんな大統領あり得ないけど最後まで必死で立ち向かうハリソン・フォードの演技がやっぱりスゴイ!
表情と目の演技がいつもいいね、ハリソン・フォードは。
スカッと、ハラハラ、目が離せない映画を観たかったらこれをどうぞ!


50回目のファーストキス


自動車事故にあい、一日分記憶しか持てなくなった女性と毎日彼女と恋に落ち、一から恋を始める元プレイボーイ。
ハワイの明るい風景の中で毎日ファーストキスを交わす二人を見守りつづける暖かい人々。
精神障害という重いテーマを少しの切なさをにじませながら軽やかでハートフルに描く。
2005年の作品。映画館に行きそびれビデオで観た。
国内でもちょっと背景が似ているつまり同じ記憶障害の役を寺尾聡がやった。
「博士の愛した数式」だったかな。
二人はやがて結婚して幸せになるが、彼女は毎朝ビデオを観て一日が始まる。
そうしないと目が覚めたとき見知らぬ男性が横で眠ってることに気が付き大騒ぎになるのです。
彼の並々ならぬ愛情と努力があったかく胸に沁みてきます。
いつの時代も愛はすべてを克服してしまうものなのですね・・。


たそがれ清兵衛
  真田広之主演
藤沢周平の世界がみごとに映像化した。
今で言う役所務めの出世コースから外れた貧乏侍の清兵衛。
妻に先立たれ、痴呆の母と二人の子供を男手ひとつできりもりしていた。
仕事の終わる時間は黄昏時。どこへも寄らず地味で面白みのない男・・。
しかし能ある鷹は爪を隠す、で実は剣の達人として知る人のなかでは認められていた。
あるとき、清兵衛は刺客としての命を受けたが・・・。
まわりから見たら何の楽しみもなく、運のない奴とうつる清兵衛だが自分の幸せがどこにあるのか知っていた。
何が自分の役目か、何がいちばん大切なものか、足るを知ってもいた。
人と比べず、物やお金に執着せず、家族の世話をすることに満足し分相応な生き方をしているのです。
剣の凄さを自慢することもない。
私が思うに最高の男です!


フェイク アル・パチーノ ジョニー・デップ

何年もかけマフィアのふりをして捜査を続けてたFBI捜査官の実話。
その後大勢のマフィアが検挙されおとり捜査をした本人はいまだにマフィアから賞金をかけられているそうだ。
その若い捜査官役がかなり前のジョニー・デップ。今とだいぶ雰囲気も違っている。
いまいち冴えないマフィアの役のアル・パチーノがまたいい感じで哀愁を漂わせています。

ゲーム マイケル・ダグラス主演

「人生が一変するようなすばらしい体験ができる」
大富豪が48歳の誕生日に一枚のカードを弟から受け取ったことからさまざまな事件に見まわれるミステリー。
現実とゲームの境界線があやふやなままに展開するストーリーでD・フィンチャーは新たな恐怖の世界を構築。
想像を絶するクライマックスが衝撃的だ。
観ていてかなりストレスを感じる映画だったと思う。
もう一度観たいが体調のいいときを狙ってみないと疲れるので安易に観ないほうがいい。
ということはスッゴクは入り込むってことで面白い映画だということなんです。
マイケル・ダグラスの動揺する様と必死さが観てる人にも伝わりもう苦しくなってきます。

カラーパープル ウーピー・ゴールドバーグ主演

ピューリッツァー賞を受賞した原作をスピルバーグが映画化。
ある黒人姉妹の強い絆を不滅の愛で彩られた40年の歴史を一代叙事詩として描きながら
人間が自分自身に目覚める精神的成長の道程を深く追及した作品。
ウーピーが「ゴースト」で一躍有名になるまえの作品。
全体は暗い映画と言われることが多いけど私はその作品のテーマが何なのか、それが指針となるものか、
と、そういうものがどこかにひとつあって「観てよかった」と思えればいいと考えている。
この作品もテーマがバシッとある!
自分で人生を選べれなかった主人公は不幸な境遇に置かれながらも希望を失わなかった。
家族がいる、妹がいる・・。愛されず虐げられながらも運命を受け入れて一生懸命生きた。
そんな彼女に光があたらないわけがない。やがて自由を手に入れ家族と共に暮らす幸せが訪れた・・。
置かれた運命のなかでできる限り精一杯に生きるって素晴らしいこと。
運命は自分で切り開くものというけれど、切り開けない現実もあると思います。
自分で開いたと思っていたことでも本当は決まっていたことです。
ただあるがままを受け入れる、私はいいんじゃないかと思います。


ベスト51〜60

ソードフィッシュ   ジョン・トタボルタ主演
かつてはCIAでハッカーを務めていたスタンリーが無実の罪をきせられる。
彼のハッカースキルを悪用しようと企む犯人によって彼は連邦政府もが絡む犯罪に巻き込まれていく。
600台のカメラを駆使したマシンガン撮影によるVFX映像が炸裂!
プロデューサーはマトリックスのJ・シルバー。

ジョン・トラボルタの悪役ぶりがついにここまできたか!という完璧さ。
映像の魅力も満喫できて、小憎らしくて最高に楽しめる映画です。

トーチソングトリロジー
まだまだゲイがハリウッド映画でタブー視されてた頃、男同士の恋愛関係を自然に描いた秀作!
もともと主人公アーノルド役のH・フィアスタインが脚本を書き、オフ・ブロードウェイで上演していた
芝居の三部作をひとつにまとめたもの。題は”三つの悲恋歌”の意。
ショーの楽屋でひとりのゲイが化粧をしながら語り始める・・・。
アメリカでもまだ強い偏見が残っていた時代のゲイたちの人生の愛と苦悩を描いています。
日本でもニューハーフがテレビで取り上げられてから一般の人たちにも身近な存在になった。
今大人気の美輪さんなんかはそれこそ昔は”バケモノ扱い”されたわよ!なーんて言ってますから。
タイにゲイというかオカマさんが多いのはご存じでしょうか。
タイでは普通に全く偏見なく市民権を得ています。そして占い師のゲイが多い。
タイはとても信仰のあつい国で、ゲイの人は男なのに女、ということである意味尊敬されてるそうです。
なぜかというと神さまに性別はないから、という理由から。
どんな趣味、傾向を持っていようとも、どんな人格か、で人を見ることが大事ですね。


オールウェイズ
スピルバーグのロマンティックファンタジー!
腕のいい森林消火パイロットが友人を助けようとして事故死する。
幽霊となった彼は恋人の飛行機が事故を起こしたとき永遠の別れを決意して彼女の命を救う。
スタンダードナンバー「煙が目にしみる」が流れるなか二人がダンスを踊るシーンは最高にロマンティック!
ほとんど同じ時期に「ゴースト」が大ヒットしたため内容もかぶりかすんでしまった作品。
でも「ゴースト」に負けないくらい素晴らしい作品に仕上がっている。
すごくオススメ!


聖なる嘘つき  ロビン・ウイリアムス主演
ドイツの作家J・ベッカーの小説の二度目の映画化。
1944年、ナチス占領下にあるポーランドのユダヤ人居住区ゲットー。
そこに暮らすジェイコブはある夜ドイツ軍司令部でソ連軍がポーランドまで進行して
ドイツ軍と交戦しているというラジオのニュースを聞く。
話はまたたくまに広がり彼がラジオを持っているという噂まで流れてしまう・・。
ラジオを持っているだけで射殺される危険な状況下、ジェイコブは人々に
希望を与えるため嘘の話をでっちあげ伝え続けるのだが・・。
まさに適役なのがこのロビン・ウィリアムスだ!と見終わったあと満足感にあふれた。
こんな嘘ならきっと神さまも許してくれるんじゃないかなと思ってしまいます。
原作を読んでみたくなりました!


シャイニングスルー嵐の中で輝いて メラニー・グリフィス主演
1940年、ナチスドイツ、世界情勢の先行きがあやしくなっていた頃、
NYで弁護士の秘書をしていたリンダは上司ハーランドと恋に落ちていた。
彼がアメリカのスパイと知ったリンダはその純粋な愛のために危険を顧みずスパイに身を投じていく。
恋人役はマイケル・ダグラス。今まで観たマイケル・ダグラスの映画のなかでは最高にかっこいい役です!
戦争と愛が壮大に描かれ、ハラハラのラストシーンはハッピーに終わる。
すっごくオススメの映画。ベスト10に入れ忘れたって感じ。        


アバウト・シュミット
 ジャック・ニコルソン主演
60歳で定年退職したシュミット。
しかし仕事がない日々をどう過ごしていいかわからない。さらに妻の他界、娘の結婚と、
彼に孤独をもたらす出来事が続く。
自分が今まで築いてきたものは何だったのか?
旅に出たシュミットは自らの人生を振り返っていく・・・。
最後にシュミットは里親システムで援助金を送っている子供から貰った手紙を見て涙を流す。
生来人は誰かの役にたったり、何かの役目をになったりすることを欲しているのではないでしょうか。
誰にも必ず良心や正義があるのです。子育ても終わり、退職もすると自分の価値について考え始めるのです。
私の母もそうでした。母は脳梗塞で高齢、膝も悪く当然隠居状態であります。
そんな母が世の中の役に立って死にたい、と思っていろいろひとりで考えたときがありました。
しかし体は面倒みてもらっている状態です。その結果自分に出来ることは献体しかないと考えたそうです。
私が手続きを済ませ慶応の医学部に行き先が決まったときは大喜びでした。
これでいつでも死ねる、ありがとう・・・と母。影響を受けた叔父夫婦も皆献体をしました。
人のために、というのは自分のためにということでもあります。
人と自分、その差は実はないのですね。またそのように思って生きることが良いのです。


ファイトクラブ
ヤングエグゼクティブのジャックがカリスマ性のあるタイラーと知り合い秘密の組織”ファイトクラブ”に入会。
最初は殴り合うだけだったがいつしかテロ行為を始め・・。
偽善に満ちた現代を挑発するD・フィンチャー監督の衝撃作。
ブラッド・ピットがまさしくカリスマの魅力に溢れている!
架空の人物として登場するタイラーに変な魅力を感じてしまうのは何故でしょうか。
不思議な感覚の映画ですが何回か見たくなりその度に良さが分かってくる作品のような気がしています。

ローズ   ベット・ミドラー主演
女性シンガーローズは麻薬と過労のため心身ともにボロボロに。
それでもなおエネルギッシュに歌い続ける・・。
ジャニス・ジョブリンをモデルにしたローズをベット・ミドラーが熱演。
本物のジャニスに負けぬパワフルなライブシーンが大きな見どころ。
大好きなジャニス・ジョブリンを大好きなベット・ミドラーが演じているなんて私には最高です。
はっきり言ってジャニスに似ている人はいません。ギリギリベット・ミドラーだったのかなと思いました。
よくジャニスは麻薬で死んだと言いますし、確かに体も蝕まれていたでしょう。
でも亡くなった直接の死因は不明で突然死みたいだったそうです。
その頃結婚も決まっていたジャニスはとても幸せな日々を過ごしていて安定していた時期です。
運命の突然死としか私は解釈していません。
まあこの映画はジャニス・ジョブリンに興味なければ観てもたぶんつまらないかもしれません。


28days  サンドラ・ブロック主演
昼間からウィスキーを飲み自分勝手に生きてきたがある時回りの自分を見る目が違っていることに気づく。
急に恥ずかしさを覚えたときには既にアルコール中毒患者となっていた・・。
立ち直るまでの28日間を描くがアル中患者の役を人気女優がやるのはとても珍しいと思いました。
アメリカの大きな問題を若い世代にも訴えるためにサンドラ・ブロックを使ったのかなと。
とにかく口に入る物の悪習慣を直すのは大変なこと。煙草や酒、美味しいと脳が記憶してしまったものはやっかいです。
自分の感情や嗜好を自己規制するのはよっぽどの強い意志が必要です。
しかしそれを乗り越えた人には素晴らしい報酬が待っているのも確かなのです。


陽のあたる教室 リチャード・ドレファス主演
生活のために音楽の教師となった男がやがて教師という職業に情熱を持つようになり、
定年まで懸命に生きる姿を感動的に描いた作品。
いつの間にか教師という仕事に生きがい見出した男の素晴らしい物語!
”クローズ・ユア・アイズ”の
「ビューティフル、ビューティフル、ビューティフル、ビューティフルアイズ・・・」の
メロディが頭から離れないある場面が最高です!

シャイン
オーストラリア在住の天才ピアニストデビッド・ヘルフゴッドの自伝映画。
私もクラシックファンなので実際のコンサートに二度足を運びました。
挫折して町を放浪していたときあるピアノバーが目に止まり入っていきピアノを演奏する。
そこで知り合った現在の奥さんは彼の才能をもう一度復活させようと必死の再生を試みる。
その一部始終は著書「すべては愛に」を読むと感動の一言であります。
メインの曲がラフマニノフの協奏曲三番でその曲がまた作品をよく盛り上げています。
協奏曲の二番、三番はとてもきれいで魅力的なもの。クラシック聴いてみたい方にオススメです!


ベスト61〜

ハイリスク  リーリンチェイ
標的は超高層ホテルの武装テロリスト!
限界を超えた肉弾カンフーと大銃撃戦が展開する。これが香港が燃えた「ダイハード」
150円で買ってきた中古ビデオに大好きなジェット・リーの作品が!
まるっきりダイハードのパクリではありますが私はブルース・ウィルスよりこっちがいい。
あのダイハードの面白さにジェット・リーのカンフーがプラスされてるんだから上をいきますねえ!
自分は目立とうとせず寡黙に危機を救う・・。
1995年の作品なので顔が若いけど現在に通ずる魅力はすでにかもしでちゃってます!
最高!

リービングラスベガス ニコラス・ケイジ
アル中で会社をクビになり身辺を片付けラスベガスに向かう・・。
あと数カ月の命だと宣告を受けなんの希望もなく最後の地に選んだラスベガスだった・・。
始めから終わりまでかったるいムードがあるといえばあるジャズが流れている。
こんな暗い映画ないでしょ、というような感じです。
大ヒットなんてしなかったけど多少は評価された作品らしい。
自分よりどん底の人を見て元気出したい人にはいいかもしれません。

プリンス・オブ・エジプト アニメ映画
モーセの話。
二人の兄弟、一人は王子として生まれ、もう一人は秘密の過去を持った孤児に生まれた。
自分がヘブライ人だと知り、民の自由を求め、神の導くままモーセはファラオに会いに行くが・・・。
モーセが神の声を初めて聞いたとき、「お前は誰だ?」と言うと、
「I am that I am!」(私は私自身だ)と答える。
ミュージカル風にいろんな場面で歌が歌われるがその詩がいわゆる”教え”を伝えている。
幸せの価値とは?人間の価値とは?
素晴らしい内容のこの映画は大人にも子供にもお勧めです。
また、劇中歌にもびっくりでサントラ盤もお勧め。
映画の中では違う人が歌っているようだが
「Hush now my baby 」「When you believe」が素晴らしい!
ホイットニー・ヒューストンとマライア・キャリーがデュエットしています。

ニック・オブ・タイム ジョニー・デップ
ジョニー・デップが若き父親に扮する異色サスペンス
陰謀に巻き込まれた男の苦渋の決断とは?!
娘とロスに着いた会計士のワトソンは不審な男女に娘を人質にとられ、
女性州知事暗殺を強要される。90分以内に暗殺しないと娘の命はない。
ワトソンは警備の人間に助けを求めるが彼らも仲間だった!
やむなくワトソンは休息中の知事の部屋に侵入するが・・・。
近頃マイブームでよく買う100円均一などにあったビデオ。
「Nick of Time」という表題はほんのちょっとの時間のことらしい。
長いことNYにいた知り合いに聞いて納得。



テルマ&ルイーズ
ミニミニ大作戦